こんにちは。
今回は子供にリネンのエプロンを作りましたのでご紹介します。
最近子供がお手伝いをよくしてくれるようになり、私のエプロンを着たがるので、一人でも簡単に脱ぎ着ができる子供用のエプロンをつくることにしました。
使用した生地はcheck&stripeさんの「オリジナルやさしいリネン グレイッシュピンク」です。
少し生地が薄めだったので、もう少し厚みのある生地でもいいと思いました。
この記事でご紹介する型紙は、身長100cm前後のお子さん向けです。
作り方手順は、KOTOBUKIsewingさんの「子供サイズバッククロスエプロンの作り方/ハンドメイド子供服/90~160サイズ/無料製図/型紙なしで作れる」を参考に、寸法やデザインなどはアレンジしています。
オリジナルのアイデアや詳細は動画もぜひご覧ください。
パーツは本体、ポケット×2、見返し、ストラップ×2の4種類とシンプルなので、ミシン初心者さんにもおすすめです。
必要な材料・道具
- 生地:リネンやコットンなどお好みの布 用尺70cm程度(布幅100cmの場合)
- 糸:布色に合わせた普通地用ミシン糸
- ミシン・チャコペン・はさみ・定規・アイロン・まち針・型紙
型紙の作成・寸法
型紙に沿って生地の裁断をします。
紙で型紙を作っておくとよりきれいに仕上がります。
また、生地は裁断前に水通しをし、乾かした後にアイロンをかけて地目を整えておきます。

まず、幅110cmの生地を半分に折り、下の図のようにカットしていきます。
図のグレーの部分は切り落とすところです。
見返しはエプロン本体の切り落とし部分で作成できます。

- エプロン本体
- 横 36.5cm × 縦 51cm
- 布の「わ(折ったところ)」に型紙の「わ」のマークを合わせます
- グレーの部分は切り落としますが、見返しを作るのに使います
- 見返し
- 横約 24.5cm × 縦 5cm
- 横の長さとカーブ部分はエプロン本体の上部を重ねてカーブを合わせてカットします
- ポケット(×2枚)
- 横 13.5cm × 縦 15cmを2枚カットします
- 肩紐(×2枚)
- 横 15cm × 縦 42cmを2枚カットします
- 上辺の両端から3cmと下辺の端までそれぞれ直線でつなぎ、カットします
縫い方の手順
- ポケットの準備
- ポケットの裏が上になるように置きます
- ポケット上辺を1cm内側に折りアイロンをかけ、さらに1cm折りアイロンをかけます
- 左右の辺を5mm内側に折り、アイロンをかけます
- 下辺も同様に5mm内側に折り、アイロンをかけます
- 上辺の折ったところのみステッチをかけます
- ポケットの配置
- エプロン本体を縦半分に折り、中心から5cm、下から13.5cmのところにポケットを置きまち針で固定します
- ステッチをかけて縫い付けます
- エプロン本体を縦半分に折り、中心から5cm、下から13.5cmのところにポケットを置きまち針で固定します
- エプロン本体の左右端の処理
- エプロン本体の裏が上になるように置き、左右の端を1.5cm折ってアイロンをかけます
- 1.5cmで折った線に合わせてもう一度折り、アイロンをかけます
- 最初に折った1.5cmの線でもう一度折り、まち針で固定し0.7mmでステッチをかけます
- 肩紐の作成
- 肩紐を中表に縦(長辺方向)に折り、ぬいしろ1cmで縫います
- 縫い代を抑えて裏返し、アイロンで整え両端にステッチをかけます
- 肩紐を中表に縦(長辺方向)に折り、ぬいしろ1cmで縫います
- 肩紐の縫い合わせ
- 両脇のカーブの部分を1.5cmで内側に折りアイロンをかけます
- 1.5cmで折った線に合わせてもう一度折り、アイロンをかけます
- 2本の肩紐を両端から1.5cmの線のところに合わせて、少し斜めにまち針で固定します(肩紐の「わ」が外側)
- 肩紐の端を0.7㎜で仮縫いしておきます
- 見返しは裏が上の状態で長辺を内側に1cm折ります
- そのまま肩紐の上に重ねてまち針で固定します(写真を撮り忘れていました)
- 裏返して左右は1.5cmの線の上、上辺は縫い代1cmのところを縫います
- 両角を斜めにカットし、見返しの縫い代も半分程度カットします。
- 見返しを裏側へ折り返しアイロンで整え、はみ出しているところは内側に折り込みまち針で固定します
- 肩紐を後ろでクロスさせ、端を後ろの1.5cmの線に合わせて固定します
- 両脇のカーブにつけた線通りに折り込み、まち張りで固定し0.7mmでステッチをかけます
- 肩紐の後ろと見返しにステッチ
- 見返しの写真の部分と肩紐の後ろにステッチをかけます
- 見返しの写真の部分と肩紐の後ろにステッチをかけます
- 裾の仕上げ
- 裾を1.5cm折り、アイロンをかけます
- 1.5cmの線に合わせて折り、アイロンをかけます
- 線に合わせて2回折り込み、ステッチをかけます
- 最終仕上げ
- アイロンで全体を整え、縫い目の歪みがないかチェック
- お子さんに試着してもらい、肩紐長さやポケット位置を最終調整
完成したエプロン

(着用写真はどうしても撮らせてくれなかったので後日掲載します。)
完成したエプロンを子供に着用してもらいました。
肩紐が太めで、バックスタイルもとても可愛いです。
娘も念願のマイエプロンに「やった~!」と喜んでいました。
おままごとやお手伝いなどで活躍すること間違いなしです。
エプロン収納用巾着バッグの作り方
合わせてエプロンを収納する、巾着バッグも作ってみたので簡単にご紹介します。
エプロンを折りたたんでちょうど入る縦22cm×横18cmのサイズで作成します。
必要な生地の大きさは下の式で計算します。
作りたいサイズの縦(22cm)+4cm=カットする生地の縦の長さ(26cm)
作りたいサイズの横(18cm)×2+2cm=カットする生地の横の長さ(46cm)
材料・道具
- 生地:お好みの布 26×46cm 1枚
- 紐:約60cm 1本(お好みで太さ長さを調整)
今回はエプロンの余り生地(59cm×3cm)を縦に4つ折りにして作成しました。 - ミシン・糸・チャコペン・はさみ・定規・アイロン
手順
- 布を切る
- 縦26cm×横46cm(縫い代込み)で生地をカットし、左右端と下辺をほつれ止め(ジグザグミシンまたはロックミシン)しておきます。
- 縦26cm×横46cm(縫い代込み)で生地をカットし、左右端と下辺をほつれ止め(ジグザグミシンまたはロックミシン)しておきます。
- 裾(底)の縫い合わせ
- 中表に半分に折り、右辺(上から6cm空けたところから)から下辺まで1cmの縫い代で縫います。
- オレンジの二重線のところは返し縫いをすると丈夫になります。
- 紐通し口を作る
- 縫い代を割って、アイロンをかけ紐通し口をコの字に縫う。
- 上端を1cm内側に折り返し、アイロン→さらに2cm折ってアイロン。
- 折り目の下の位置で端ミシンをかけます。
- 裏返して、角を出しアイロンをかけて整えます。
- 縫い代を割って、アイロンをかけ紐通し口をコの字に縫う。
- 紐を通す
- 通し口の穴から紐を一周通して巾着のできあがりです。
- 通し口の穴から紐を一周通して巾着のできあがりです。
この巾着袋にエプロンを入れてかけて保管できるので、見た目もすっきり、汚れ防止にも良いです。
ぜひこの巾着袋も合わせて作ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。