子供の2歳の誕生日に綿麻のスリーブレスワンピースを作りました

子供のためのハンドメイド

子供の2歳の誕生日にリネンのスリーブレスワンピースを作りました。

植田有希さんの「小さな子どもの褒められ服」に掲載されている「スリーブレスワンピース」の80cmの型紙を使用しました。

生地選び

今回使用した生地は、手芸屋さんで購入した綿麻生地です。鮮やかな赤ですが、少しオレンジ味のあるカラーが気に入りました。リネンは夏でもさらっとしていて涼しく、汗をかいてもすぐに乾くので、真夏にぴったりの素材です。

制作の過程

今回作りたかったワンピースは夏でも涼しいノースリーブのシンプルなワンピースです。スカート部分は生地をたっぷり使ったふわっと広がるフレアの形が理想です。
色々な洋裁本を見て、イメージに近い「小さな子どもの褒められ服」の「スリーブレスワンピース」のパターンを使用することにしました。

〈PR〉

作り方は本の通りに進めましたので割愛します。

スリーブレスワンピースなので、袖の部分の縫製が少なく、比較的簡単に作ることができました。スカート部分は生地をたっぷり使用しているので、ギャザーを寄せる作業が少し大変でした。

後ろボタンの工夫

後ろのボタンには手芸店で購入した貝ボタンを使用しました。貝ボタンは涼やかな印象があり夏らしく、リネンの生地にもよく映えます。ボタン穴は手縫いで作成しました。手縫いのボタン穴は少し手間がかかりますが、その分愛着が湧きます。

手縫いのボタン穴の作り方は今後ご紹介できればと思います。

糸端の処理

当時はロックミシンを持っていなかったため、布端の処理は行っていません。布端がそのままだとほつれやすくなってしまうので、次回はロックミシンを使ってもっと丁寧に仕上げたいと思います。

裾は三つ折り縫いをしています。

裏コバステッチ

衿ぐりの裏にはコバステッチを入れています。コバステッチとは端から0.1〜0.2cmほどの位置に入れるステッチのことですが、裏コバステッチとは見返し側のみコバステッチを入れることをいいます。
表側からはステッチが見えないので、衿周りがスッキリした印象になります。

裏コバステッチは服作りをするまで知らなかった技法なので、勉強になりました。

完成品の紹介

真夏でもさらっと着られる、ふんわりと広がるスカートが特徴の可愛らしいデザインのワンピースが完成しました。

前からみるとこの様な感じです。シンプルな形なのでリネン生地のナチュラルな素材感がしっかりと感じられます。

後ろはこのような感じです。

つやっとした貝ボタンがとても可愛いです。二つ穴なところも気に入っています。着脱はこちらのボタンを外してします。

スカート部分を広げてみました。たっぷりと生地を使っているので、子供の動きに合わせてふんわりと広がります。

着用写真

後ろ姿ですが、子供が実際に着用した写真です。2歳の誕生日には、このワンピースを着てお祝いをしました。柔らかい生地の落ち感が素敵で、麦わら帽子と合わせて海辺で着てもとても可愛かったです。

2歳で80cmのワンピースを作りましたが、ひざがギリギリ隠れるくらいの丈で丁度良かったです。

袖の開きは広すぎることはありませんが、少しインナーが見えてしまいました。見えても良い可愛いインナーを合わせるのがおすすめです。

また、こちらのワンピースは下にシャツやブラウスなどを入れて着ても可愛いです。素材によっては季節問わず着用出来て、いろいろなコーディネートが楽しめるワンピースだと思います。

ワンピースに合わせてリバティのハギレでぱっちんピンも作ってみました。

こちらの作り方も今後ご紹介できればと思います。

まとめ

着た姿を想像しながら、とても楽しく作業することができました。今後も色々なデザインの手作り服に挑戦してみたいと思います。3歳の誕生日にもどんな服を作ろうかと、すでに計画中です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました